宝くじが当選してからの生活4【妄想】【徒然日記】【あったらいいな】
※こんなことがあったら、という妄想の回顧記です。
図らずともこんな未来があるかもしれませんが、、、。
いつも朝の支度にそなえて早く寝ている。
(平日は絶対に日付を超えることはない)
いつもよりは夜更かしだ。
というより今晩は寝付けないとうほうが正しい。
寝つきはいいほうだと思うけど、
僕は小心者なのでなにかが気になると眠れない。
最近、火事のニュースをよく耳にするので
たこ足の箇所や奥まった個所のコンセントの埃が気になったのだ。
寝る前にやるもんじゃないな。
結果、身体が活動的になってしまった。
火事や天災、家を失うことは不幸だ。
少しづつ集めた書物や洋服、思い出の品々が一瞬でこの世から喪失するのは
自分の血肉を失うようなもので辛い。
肉体が健全なぶん精神的な喪失が大きい。
僕はアナログな志向なので"所有"することに意義を感じてしまう。
"持つ"ことによって、それは自分の一部となると思うし
感情とか思いを注ぎ込める。
大事であると思う価値のものはなるべくは"持ちたい"。
30代も半ばになると、殊更その思いは強くなる。
フィジカル的には圧倒的に失うものが多くなってくる。
知識や筋肉、成長を享受できる若さは失いつつあるわけで。
埋め合わせるようにモノを集めたり、
眺めたりするのがどんどん楽しくなってくる。
片付け切れないほどの量は買わないように気を付けているが。
それに洋服や靴は厳選して洗練して選び抜いたものが手元にあるので
そういう物欲は穏やかになってきた。
それにしても、書籍の収集はなかなかやめられない。
大きい本棚があるとその分だけ、欲が出てくる。
僕のバランスは本棚の1-2割は未読所というのミソだ。
読んだことがない本があるだけで未知の奥ゆかしさがある。
僕にとっては、(または多くの人にとって)
家は心の器なんだ。
なるべく綺麗に保ちたいし、あふれさせないようにしたい。
モノがあることは不幸なことではないと思う。
(過剰なのはそれで問題はあると思うけど)
きっと年を重なるにつれ、
誰かのまたは誰かとの思い出を継承していくのだろう。
寝静まったリビングでBALMUDAのLEDランタンがひっそりと僕の周りを灯している。
キャンドルのように揺らめく明かりが心地よいのがとても気に入っている。
こいつも僕の思いが詰まったアイテムだ。
夜は意味もなく物思いに耽ってしまう。
それっぽいことをそれらしく。
たまには夜ふかしもいいかも。
感傷に浸っていると眠くなってきた。
そうそろ寝よう。
そうだな、明日は玄関のタイル拭き掃除をしよう。
15.Dec.(まだ日付は超えていない)