【ダム探訪記】皆瀬ダム(秋田県湯沢市)

こんばんは。

 

実は僕の隠された趣味、、、

それはダム!

 

今はコロナ禍でダム探訪を遠慮していたんですよね。

ダム自体は密にならないからいいのでは?と思うかもしれませんが

ダムに行くと職員さんから”ダムカード”なるものが貰えるんですよ。

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国土交通省の情報によると、

11月からダムカードの配布が再開するそうです!

まあ、状況によって変更になる可能性もありますがこれは朗報!

 

ちょっとうれしいいのでダム探訪記なるものを作ってみようかと思います。

 

記念すべき1回目に紹介するダムはこのダムです。

(当時、あまり写真を撮っていなかったので写真少なめですが^^;)

 

DAMデータ

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□ダム:皆瀬ダム

□所在地:秋田県湯沢市

□河川名:雄物川水系皆瀬川

□型式:表面遮水壁型ロックフィルダム

□ゲート構造:クレスト2段ローラーゲート×2門

       オリフィルローラーゲート×1門

       ハウエル・ハンガーバルブ×1門

 

□使用目的:FNAP【F:洪水調整 N:河川維持用水 A:灌漑用水 P:発電】

  

紹介

雪溶け水が豊富な春先はクレストゲート(頂点の洪水吐)からの

放流がみることができる。

また日本では3番目に建造されたロックフィルダム

(ロックフィルだむについては次項で解説します)

ちなみにダムカードによる情報と漏水量の増加に対応するため、アスファルトによる表面遮水壁に改修している。

 

 

ちなみに、このハウエル・ハンガーバルブとはハウエル、ハンガー両博士の作ったものでシャワーヘッドの霧みたいなものでしょうか。

通常、高いところから水を放水すると水の勢いが相まって着地点のコンクリートや地面を傷つけるので、通常の放流先には減勢工(読んで字の如く水の勢いをやわらげるもの。副ダムやスキージャンプ方式などこれまた色々な情報種類があります)

というものを設けるのですが、噴霧したものはそれが必要ないというメリットがあります。高いところや狭いとこで真価を発揮します。

黒部ダム(黒四ダム)でも、観光放流はこのハウエルハンガーバルブです。

構造について

【春】

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【秋】

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大きくダムの構造を分類すると以下に分類されます。

 

①コンクリートダム

重力式コンクリートダム

【アーチ式コンクリートダム】

②フィルダム

【アースダム】

ロックフィルダム】皆瀬ダム

③その他

バットレスダム】

【コンバインダム】

【台形CSGダム】

 

ここでは、ロックフィルダムについて解説します。

その他構造は、、、、追々説明します。笑

 

堤体(ダム本体でしょうか)構成する材料の半分以上が”石”であるダム。

ダムの中心部に作られた粘土質のコアを支えるために両脇に石の層を造る。

コンクリート型式のダムと異なり、底面積(敷幅)が広く安定性が高いため

軟弱な地盤でも建設可能。

 

近年のダムはロックフィルダムや台形CSG構造のダムが多い。

新規ダムをつくるにあたって良好な地盤はすでにダムが建設されているためです。

 

感想

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長い歴史を誇るだけあって、荒々しいアスファルト

それは、働き者の掌が連想されます。

長年、かの地を守ったダムはベテランの職人校のような雰囲気を醸しだしています。

質実剛健

派手さはないけど、実に奥ゆかしいダムです。

 

静かで美しい公園にあるダム。

リズムよく流れる越流は見た目とは裏原にリズムよく心地いいものです。

秋になると、紅葉が美しいです。

取水塔と紅葉が同時に楽しめます。写真映えするとおもいます。

 

アクセスは、湯沢の観光地である小安峡へ向かう道路途中にあるので車でのアクセスはなんなくいけます。駐車場も完備されているので比較的散策しやすいダムです。

ただ、ダム付近の公園や駐車場からはダム全容が見えづらいので景観はまあまあといったところでしょうか。

 

古き良き物を大事に使われているダムという印象です。機会があれば、ぜひ訪れていただきたいダムのひとつです。

 

では。

 

 

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