映画感想【アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜】

こんばんは。

 

秋の夜長に映画でもいかがでしょうか?

 

『アバウト・タイム』  (2013年公開作品)
出演:ドーナル・グリーソン、レイチェル・マクアダムスビル・ナイ
脚本:リチャード・カーティス
監督:リチャード・カーティス

 

【あらすじ】

 ある日、父から告げられたあること。

 

それは、一族の男は”タイムトラベル”で過去に戻る能力があるということだった。

 

主人公のティムはその能力を、彼女をつくるために画策します。

 

物語がすすむにつれ、ティムがその力を使い学びながら幸せに生きようとする物語。

 

□観賞方法:Prime Video

□ジャンル:恋愛、SF、ライフ

□お気に入り度:☆☆☆☆☆

 

【CAST】

監督、脚本はあの『ラブアクチュアリー』のリチャード・カーティス

キュートで癒し系なレイチェル・マクアダムスも出演しています。

 

【観る前の印象】

タイムトラベルと恋愛ね〜。

ちょっとそういうの傷食気味なんだよね!

まず、タイムトラベルってありえないし物語にうまく絡ませるのって難しそう。

そもそも、そういうテクニック使った恋愛ってどうなの?

そういうゲスな感じの映画なの?

 

でも、リチャード・カーティス監督か。

むむ期待できる、かも?

まあ、どっちかといと否定的な意見でしたかね^^;

 

【感想】

本当にすみません。

ふっつぅぅにいい映画でした。ちょっと泣けました。

もう、設定云々で映画を選り好みしちゃダメだよね。

と、なんでもっと早く見てなかったんだ。

、、、映画館で見たかった。

ああ、こんなささやかな願いをかなえるタイムトラベルがしたい。笑

 

まず、タイムトラベル。

そんな自分だけに都合のいいことなんてないですよね。

何かを得るためには何かを失う。

そんなことをティムは自身の力を使いながら学びます。

また、真実の愛は力を使っても得られるものでもありません。

人の感情を変化させるものは、感情なんだな、と。

それは、テクニックではないと思いました。

 

いわば、タイムトラベルってゲームの攻略本みたいなものでしょうか。

1日体験したことをまたやってみる。効率よく。

効率も大事だけど、生きていて効率だけみていると息が詰まりますよね。

やっぱり、無駄な時間とも思える時間って必要なんだと思います。

 

なにかに努力した。

いろんな人との出会い。

悩んだ時間。

などなど、そういう時間こそが今の自分を作ってきたのではないかと思います。

 

生きることって、無駄とか退屈な1日1日の積み重ねなんだろうな。

そのことに幸せを噛み締めて生きていたいと思います。

コメを研ぐ音も愛おしく感じます。

 

たまに処方箋みたいに効くと映画ってありますよね。

 

人生最期の日と思って生きていたら、これほど幸せな瞬間ってないだろうと思えます。

 

 

 

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