【徒然日記】【映画】今日は『男はつらいよ』記念日です
こんばんは。
さて、今日は"寅さん記念日"です。
劇場版 第一作『男はつらいよ』の公開記念日ですね。
あまり時事ネタ?何の日?
とかタイムリーな話題には触れないのですが今日は別です。
何を隠そう、わたくし、、、
寅さんファンでもあります。
テレビ、名画座でちょくちょく作品を堪能しておりました。
国民的映画ってのはこういうもんよ。と
僕が寅さん愛を語っていると
Pechiさんから
「オールナイトで映画見たり、山手線ぐるぐる回って小説読んだり、、、そんな時間、どこにあったの?」
う、
ぅん
ウーン、、、
一体、何処にあったんでしょうね?笑
暇だった?
いえいえ、社会勉強ですよ。。。
意識して、読む、観る、遊ぶ、ぼうっとするというのも大変なんですよ。
寅さんもこう言ってます
「それが渡世人のつれぇところよ…」
なんつって(^^;)
そういえば、若い時、
自分が尖った頃ってちょっとアウトローなヒーローに憧れるときがありますよね。
僕が思春期にであったのは”寅さん”でした。
たまたまテレビ放送していた寅さんに釘付けになってしまいました。
だれよりも笑い、怒り、哀しみ、信じる、愛する
そして、誰に対しても平等に接する。
人間が誰しも持つ感情をほんとに子供みたいに爆発させるんですよね。
すごく人間的でもあるし、ある意味では出鱈目という印象も受けてしまう。
でも、憎めない、愛嬌がある、もう存在がいとおしい。
だれよりもピュアで感情の赴くまま、
かっこ悪くて、かっこいい人間です。
もし自分なら?
寅さんみたいに破茶目茶に生きることはできない。
出来ないけど、寅さんに憧れます。
ずれているかもしれませんが、
僕にとっては寅さんは永遠のヒーローなんです。
とりあえず僕が真似できるのは、土手で黄昏ることでしょうか。
現代社会において土手でぼうっとすることって難しいんです。笑
いまは、スマホやイヤフォンも当たり前にありますし
何もせず土手で過ごすのって実は結構暇です。
草の感触、
じりじりと感じる太陽や風、
風に乗って聞こえる周りの声
現実と思い出や物思いに耽ると、体が心がふわふわしてきます。
世界はいろんな感触にあふれているんだなあ。
グゥーzz
たまには電子の世界から解放された時間というのもいいものです。
意外と何にもしないをするって大変ですよ。笑
こういう時間を寅さん的には「風の吹くまま」の時間なのかな。
とかぼけ~と考えたり。
僕の好きな寅さんの台詞です。
甥っ子の満男くんの会話にて。
「なんと言うかな、、ああ生まれてきてよかった。
そう思うことが何べんかあるだろう?
そのために生きてんじゃねえか。
そのうちお前にもそういうときがくるよ、な?
まあ、がんばれ!」
寅さんほど滅茶苦茶で優しい男を僕は知りません。
むかし、名画座で第一作『男はつらいよ』を見たとき
声出して笑って、ちょっるウルっとして泣いて
まるで寅さんに振り回された後の面々です。笑
感情を豊かにする映画です。
ちなみに劇場版と名しているのは、それ以前にドラマシリーズがテレビで公開されていたためです。
ドラマでは寅さんがハブに噛まれえてコロッと亡くなるんですが
あまりにも人気あった為、こうして映画化へと至ったわけです。
なので映画一作目は”あのトランク”や衣装がいつもと一寸違うんですよね。
ちなみに、映画化にあたりドラマキャスト(櫻、博、おばちゃん)が一部変更になりました。
新旧キャストが一度に会するのが第五作「男はつらいよ 望郷編」になります。
ちょっとした豆知識でした。
あばよ!青年!
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