漫画感想『アドルフに告ぐ』

こんばんは。

 

未完の名作といったら何を思い描きますか?

 

ぼくは『サイボーグ009』が真っ先に浮かびます。

結構すきなんですよね。

ちなみに、ぼくは002のジェット・リンクがすきです。 

天使篇が始まって、半ばに石ノ森章太郎先生が病に伏せってしまったので

未完の名作となってしまいました。

 

おそらく、この天使篇を新解釈した映画:009 RE:CYBORG 

 もかなり面白いです。

いろんな解釈を生みますが。

そして、003フランソワーズがかなり大人の女性として描かれています!!

 

 

 

009 RE:CYBORG

009 RE:CYBORG

  • 発売日: 2017/08/08
  • メディア: Prime Video
 

 

次点では手塚治虫先生の『ネオ・ファウスト』 

 

ゲーテの『ファウスト』を題材にした作品です。

当時、胃癌治療中に描いたこの作品は

終盤はネームのみの掲載で、そのまま絶筆となった。

それだけの体力は残されていなかった。

 

 

この漫画のほかに三作品も連載していたとのこと。

創作意欲が凄まじい。

 

結末をみたい作品であったし、手塚作品の凄みを感じます。

 

ネオ・ファウスト 1

ネオ・ファウスト 1

 

 

手塚治虫作品って好きなんですよね。

 

アドルフに告ぐ 1

アドルフに告ぐ 1

 

あらすじ

3人のアドルフ姓を持つ男をストーリーの軸とし、ナチス支配下のドイツ、日本を舞台に歴史に翻弄されていく様を描く。

手塚作品 後期の代表作。

 

張り巡らされた伏線、緻密なストーリー展開。

読み応えがばつぐんです。

 

いや、すごいですよ。この作品は。

言葉を失います。

一気に読むと考えることが多すぎて頭が痛くなります。

 

 

最後にぼくの好きな映画『紅の豚』より

読後感想になぜかこのセリフが浮かびました。

 

「冒険飛行家の時代は終わったんだ。国家とか民族とかくだらないスポンサーを背負って飛ぶしかないんだ。」

フェラーリン 少佐)

 

戦争とは、民族とはいったい。

とかく、英雄とか美談が生まれがちですが、

基本的には戦です。

争いは争いを生むスパイラル。

わかっちゃいるけど、やめられない、おさまらない。

人類の歴史は戦いの歴史といって過言ではないですが、一体全体難しいものですね。

 

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