映画感想【劇場版 ファイナルファンタジーXIV光のお父さん】
こんばんは。
さて、今日はゲームに関する映画の紹介です。
昔に比べて、ゲームってほんとうに市民権を得ましたね。
今では、街中でゲームをしていない人を見かけないくらい。
籠ることもできるし、コミュニケーションツールにもなり得る。
てゆーか、一挙良徳?
『劇場版 ファイナルファンタジーXIV光のお父さん』(2019年公開作品)
出演:坂口健太郎、吉田鋼太郎、佐久間由衣
脚本:伊吹幸太
監督:野口照夫、山本清史
□観賞方法:映画館(2019.7.4)
□ジャンル:ヒューマンドラマ
□お気に入り度:☆☆☆+
【あらすじ】
息子である事を隠し、ゲーム好きの父親とオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」をプレイする日々をつづり、ドラマや書籍にもなった人気ブログを坂口健太郎&吉田鋼太郎の主演で映画化。仕事一筋だった父が、ある日突然会社を辞めて家に帰ってきた。1日中ぼんやりとテレビを見ている父の姿を母と妹は遠巻きにながめていたが、何を考えているのかまったくわからなかった父の本音が知りたい欲求にかられたアキオは、オンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」の世界に父を導き、自分は正体を隠し、父とともにゲーム世界で冒険に出ることを思いつく。顔も本当の名前も知らないゲームの仲間たちに励まされながら、父と冒険を続ける中で、アキオは家族もこれまで知ることのなかった父の意外な一面を知ることとなる。主人公の父子を坂口と吉田が演じるほか、佐久間由衣、山本舞香、佐藤隆太、財前直見らが脇を固める。
【CAST】
物語はそのままに、ドラマからの劇場版作品。
脚本家の伊吹さんも舞台、ドラマ作品が多い方のようです。
緻密に練りこまれた脚本、よかったです。
テンポがいいのも脚本によるところが大きいのでしょうか。
小ネタをブッこむタイミング、そもそものネタ、、、goodです。
ドラマ版のお父さん役には大杉漣さんが出演されてみたいです。
【印象】
前評判とかドラマがあったことも知りませんでした。
たまたま、テレビのCMで気になって観にいこうと誘いました。
ぼくは、FF(ファイファン)好きなので!
もちろんドラクエも好きです。
その夏、公開されていた映画ではドラクエ、FFの両雄にまつわる作品がほぼ同時期に公開されていました。
それに、主演の吉田鋼太郎さんが好きなので。
久々に笑って、泣けるような作品を観たかったので。
原作は1000万アクセスを超えるブログとのことで非常に興味深いですね。
当時はブログも書いていないのですが^^;
今にして思うと凄いインフルエンサーですね。
【感想】
事実は小説より奇なり。
いやあ、笑いあり、涙ありでした。
そしてゲームファンに寄り添った心温まるストーリーだったと思います。
ゲームパートにおいてゲームキャラクターに演技をさせるって斬新です。
非常に愛らしい、勇ましい様々なキャラクターがいて
その背景には人間がいるんだよなあ。
アテレコやゲームキャラクターの演技が妙にツボにはまりました。
世の中、社会が息が詰まるような構造、雰囲気で
ゲームって人によっては救いにもなるよなあなんて思ったり。
大切な人とみると感動もひとしおだと思います。
結構、名作だと思います。
そういえば、タイトルは光の戦士からくる光だけど、
ゲーム、ネットにおける光の面を扱った作品。
使い方を誤れば、闇にも凶器ににもなるのはなんでも同じ。
人間の良心を信じたくなる作品でもあります。
あと、吉田鋼太郎さんの演技クセがありすぎですわ〜。笑
喋るたびにおもしろかったです。
一方的にマイナス面にばかりフォーカスした香川県のゲーム規制はどうかと思うなあ。
コロナ禍ではゲームも大事娯楽だしコミュニケーションツールなんだよな〜。
是非、食わず嫌いせずにいろんな人に観て欲しい作品のひとつです。
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