映画感想【弥生、三月 君を愛した30年】
こんばんは。
状況的に映画館で新作をみるのは難しいので
過去にみた映画を振り返っています。
記憶の整理にもなるし、いいものですね。
ちなみに、映画館でみた映画は日記にでも書いていないと
時間がたつと忘れてしまいます。
そういえば、一昨年くらいからは映画館の半券をアルバムに残しているので
その半券をみると記憶が呼び起こされます。
これは、モノとか書き記したものも”力”ですよね。
デジタルって便利なんです。
便利なんだけど、なんでもモノを排除する方向にはいけないかな。
もちろん、仕事とかでの紙とか判子とかは排除していただきたいですが。
あと回覧板ね!笑
ぼくはアナログな人間なので、こういうアナログなところはできるだけ
残していたいものです。
『弥生、三月 君を愛した30年』(2019年公開作品)
出演:波留、成田凌、杉咲花
脚本:遊川和彦
監督:遊川和彦
□観賞方法:映画館
□ジャンル:ロマンス
□お気に入り度:☆
【あらすじ】
30年間のある1日を舞台に昭和、平成、令和という3つの時代を跨ぎ、運命に翻弄されながらも一途に互いを愛し続けてきた2人の男女の半生を描く
【CAST】
ヒットメーカーの遊川和彦さんが監督・脚本をつとめる意欲作。
主演3人の演技力はさすがとしか言いようがない。
特に波留さん、成田さんの役所は30年もの月日の積み重ねがあるので
大変難しいものだが、演技力を遺憾無く発揮できたと思う。
【印象】
映画館の予告編で気になって観賞。
そう、ぼくは恋愛映画(小説)が好きなのだ。
最近、恋愛映画を観ていなかったし、結構雑誌などのタイアップを見かけたので。
そういうの目敏く見つけちゃうんです。
映画館のチラシには、女性芸人の対談なんかも載っていて
なんか、昔みた冷静と情熱の間のDVD特典を思いだした。
あと、予告やあらすじみるかぎり『ワン・デイ』を意識したつくりになっていると思ったのも後押しした。
全然関係ないですがある1日を描く、とかタラ・レバを描いた恋愛映画では
『スライディングドア』なんかも面白かったです。
【感想】
おもしろい。
おもしろいんですが。
ウーン、僕はあまり感動できませんでした。
なんだろう、あまりにも駆け抜けるスピードが早い。
感情移入する前に切り替わるのでダイジェストを観ているような気持ちに。
ただ、楽しい雰囲気から一気にシリアスに駆け巡るのは
さすが遊川和彦だなと思いました。
学生時代に素敵な恋愛をした人は感動できるのか?
いやいや、それだけでなないはず。
感動できないのは、決して手法によるところではないと思うんです。
手法自体は『ワン・デイ』とかなり似ているな。
ある1日を切り取って描く。
たぶん、物語の終着点がなんとなく想像できてしまう。
感動できるまでのプロセス(時間)が足りないのかもしれない。
どっちかというと、ドラマで作った方が消化不良にならなかったかもしれません。
きっとそうに違いない。
ドラマでじっくりと観たかった。
ということを一緒にみたPechiさんと映画談義したかった!
最後に、
未見の方は予告編を観ないで本編を観た方がいいと思います。
【紹介作品】